晩年のシスレーが描いた町、モレ=シュル=ロワン

Filed under: パリ郊外 @ 2010年7月8日

モレ=シュル=ロワンのサモワ門

パリのリヨン駅から郊外線で約50分のMoret-Veneux-les-Sablons駅から直線コースを歩くこと約15分。城壁に囲まれた小さな中世の町、モレ=シュル=ロワンMoret-sur-Loingの入口となるサモワ門が見えてくる。

セーヌ川の支流、ロワン川沿いに立つこの小さな町の形成はガロ=ロマン期に遡るが、11世紀に王領となり、1120年に肥満王と呼ばれたルイ6世による城壁、20数の小塔、3つの門、主塔の建設により、今日の様相に至る。川辺の情緒的な趣は多くの画家を魅了し、英国の画家、アルフレッド・シスレーが晩年を過ごした町としても有名である。

モレ=シュル=ロワンのメインストリート モレ=シュル=ロワンのフランソワ1世の家

町は小さく、サモワ門をくぐるとそこは中世の町並みだ。メインストリートのgrande rueを突き抜けると、ロワン川辺に出る。水辺に落ちる柳の葉、水車小屋、石造アーチのロワン橋、白鳥や水鳥、とオルセー美術館などで見られる印象派の風景が広がる。
川辺では水浴禁止、犬の侵入禁止などと看板が上がっているが、それにも関わらず大小の犬達は勿論、水着を着た老若男女がクロールを、とフランスらしい光景だ。

ゴシック様式のノートルダム教会、16世紀のルネッサンス様式のファサードを残すシャブイエ館の回廊(フランソワ1世の家)、名物の大麦糖のキャンディーの博物館などの観光名所を押さえても半日あれば、町を満喫できる。天気の良い日に、お弁当を準備して、川辺でのピクニックがてら、出かけよう!

モレ=シュル=ロワンのロワン川辺

モレ=シュル=ロワンへのアクセス

パリのGare de Lyonより郊外線 Montreau行きにてMoret Veneux les Sablons下車(約50分)、駅より徒歩15分。
http://www.ville-moret-sur-loing.fr

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