そんな鳩対策として打ち出されたのが、試験的に始まった巨大な鳩小屋。現在、14区(boulevard Brune)に続いて、11区(rue de la Roquette)、18区(rue Nadar)、2区(rue Réaumur)に設置されている。寒さをしのぐ快適な鳩小屋によって、益々繁栄するのではないか、と一見思われるが、鳩人口の調整の為に設けられたものだ。
水族館と移民の妙な組み合わせだが、植民地から始まり、海外に焦点をしぼったのがこのポルト・ドレ宮殿。大陸に位置するフランスの歴史において、重要な役割を果たした外国人の歴史を再確認したい。国立移民歴史博物館 Cité nationale de l’histoire de l’immigration
Palais de la Porte Dorée
293, avenue Daumesnil 75012 Paris
メトロ : 8番線Porte Dorée
開館時間 : 10:00〜17:30、土日10:00〜19:00
水族館 : 10:00〜17:30
休館日 : 水、祝日 http://www.histoire-immigration.fr/
芸術の都と言われるパリでは、美術館で見られる重要なコレクション以外にも、街角にパブリック・アートが溢れている。ベルビル通りにあるフレエル広場Place Fréhelでふと、見上げると飛び込んでくるのが、\"Il faut se méfier des mots(言葉に用心しなければならない)\"。ペンキ職人風のマネキンが作業を終えたところ、といったシチュエーションを模したインスタレーションになっている。
夏休みも終盤となると、新学期用の文房具がお店に並び始める。今年のクオバディスQuoVadisのダイアリーもベンのシリーズが出ている。\"J\'economise mon cerveau(脳みそ節約中)\"といった彼のスローガンとサインの入った新学期グッズを手にすることによって、自動的にベンと共有することになるだなんて、皮肉な話。ベンの言葉には用心だ。Il faut se méfier des mots Place Fréhel 75020 Paris www.ben-vautier.com/
セーヌ川からシャンゼリーゼ大通りに向かってジョルジュ・サンク大通りavenue George Vを登って来ると、正面に奇妙な建物が。まるで、熱気によって歪むヴィジョン、または蜃気楼か、という幻の建物!? 思わず疲労かしら、と目を擦ってしまうが、その異様さは進むたびに現実感を増し、心細くなる…。
ジョルジュ・サンク大通り39番地は旧・赤潤_字本部に金融グループ、ブリーカーBleeckerの新本部設置の為、大工事中。フランスではよくある、この工事中の建物を覆う、騙し絵トロンプ・ルイユを手がけたのは、ルイ・ヴィトン本店の大きなスーツケースも実現させた、モニュメントサイズのコミュニケーションツールを扱う、アテム社Athem。
ピエール・ドラヴィPierre Delavieによるこのシュルレアリスムの壁画はとろけるチーズからインスピレーションを得たサルバドール・ダリの柔らかい時計、『記憶の固執Persistance de la memoire』へのオマージュだ。建物の写真の遠近法を外し、歪ませてビニールシートにプリント。同様に揺れる立体のバルコニーへ巧妙に、組み込ませ、現実と非現実が一体化されている。
どこからみても、とてもよくできていて、見れば見るたびにシュールだ。洗練されたブティックや高級ホテルが並ぶ界隈で、都会の消費社会からふわっと抜けた非現実的な世界に引き込まれる。
『都市のシュルレアリスム宣告Manifeste du surréalisme urbain』と題してオンラインで過程を辿るブログも設けられている。都会のシュールレアリストの発展を促すコメントを収集しする他、39番地からのホットな情報を配信し、動画も見られる。39GeorgeV 住所 : 39, avenue George V 75008 Paris http://www.39georgev.org/
また、両岸に向かい合って立つMK2の2館を結ぶのはMK2のシャトル船。50サンチームで乗船できるので、チープにクルーズ気分を味わってみるのもオススメ。Paris Plages 2007 2007年7月20日〜8月19日 8:00〜24:00
Louvre au Pont de Sully – Port de la Gare – Bassin de la Villette