ジャン・ラシーヌの道

Filed under: トレッキング,パリ郊外 — タグ: @ 2010年7月15日

chemin jean rachine ジャン・ラシーヌの道パリから約30km、RER B線の終着駅となるサン=レミ=レ=シュヴルーズまで行くと、森と農地の緑が広がる田舎の景色。パリ郊外にも自然公園がいくつかあり、このシュヴルーズの谷は1985年にパリ郊外で最初に指定された地域だ。郊外線で40分と交通の便が良いことから、パリへ通勤するビジネスマンの新住宅街でもあるが、サン=レミ=レ=シュヴルーズ及び隣の小さな村、シュヴルーズは村の散策と周囲の農場訪問で田舎の一日を楽しめる。

トレッキング好きには17世紀の悲劇作家であるジャン・ラシーヌが青年時代を過ごしたことに由来する『ジャン・ラシーヌの道』を是非トライして欲しい。お城や修道院といった見所も押さえたコースだ。指定されているルートは多少の起伏を含め片道5kmと天候が良ければ、難しい道のりではなく、マイカーでも要所を押さえることも可能だが、今回は公共交通を利用し、森を抜ける健脚コースにトライ。

マドレーヌ城 château de la Madeleine

マドレーヌ城 château de la Madeleine

サン=レミ=レ=シュヴルーズ駅から隣村までは約2km。駅を出て、左手にクルベルタン通りを進む。進行方向の高台に見えるのが、11〜15世紀にかけて建造されたマドレーヌ城。ここが出発点となり、自然公園の家があるので、ルートマップや見所の情報をもらおう。
シュヴルーズの村に入ったら、村を散策するもよし、先を急ぐなら、マドレーヌ城に向かって丘を登ろう。この上りが、行程内で唯一のきつい登りだが、頂上に達した時に広がるパノラマには換えられない努力だ。

chemin jean rachine ジャン・ラシーヌの道 シュヴルーズの谷 Parc naturel régional de la Haute Vallée de Chevreuse

シュヴルーズの谷 Parc naturel régional de la Haute Vallée de Chevreuse城の後は、森へ抜ける。森と入っても、始めは曾ての貴族かと思われる公園のような個人所有地が連なる。柵越しに広がる緑の向こうに建物が見えるといった、静かな邸宅街の道のりでは、ジョギングをする人は勿論、朝の乗馬を楽しむ人等にすれ違い、皆、ボンジュールとすれ違いに挨拶を交わす。

森の中は夏でも涼しく、静か。鳥のさえずりに耳を傾け、様々な種類の蝶や青いトンボに目を見張る。ルートは至る所に進行方向を記す立て札があるし、不安な時はすれ違う人たちに尋ねれば、皆、親切に教えてくれるので安心だ。

ジャン・ラシーヌの道の終点はポール=ロワイヤル修道院、そしてグランジュ博物館。朝から出発したなら、約2時間の行程となるので、この博物館の芝生の上で、ピクニックとしたい。

グランジュ博物館 Museé des Granges

グランジュ博物館 Museé des Granges

昼食の後は、ここから折り返すこともできるが、北西に博物館を抜け、森の反対を目指そう。森の木に記された青いラインを辿り、ヌエの池を目指す。池を超えれば、ラ・ヴェリエールの町。町自身は住宅街なので特に観光ポイントはないが、SNCFの駅を目指し、帰路となる。反対にラ・ヴェリエールを出発点とすれば、最後にシュヴルーズとなるので、農家で産物をお土産にしたり、と楽しみが増える可能性大!

今回の行程はサン=レミ=レ=シュヴルーズ駅に9時半に出発し、ラ・ヴェリエールノ駅に16時前に到着。休憩時間は全部で30分くらいだったので、日の長い夏なら、もっとゆっくり各ポイントで時間を割いても構わない。歩きやすいスニーカーでも良いが、全行程で20km弱あるので、できれば足首まで保護するトレッキングシューズにリュックサックといったスタイルが万全だ。

Parc naturel régional de la Haute Vallée de Chevreuse

出発点 : Saint-Rémy-lès-Chevreuse駅(パリからRER B線でSaint-Rémy-lès-Chevreuse行き終点)
到着点 : La Verrière駅(SNCF)
www.parc-naturel-chevreuse.fr

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ジャン・ラシーヌの道piéton

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