白と赤のアリアンス

Filed under: フランス,工芸,日本, @ 2011年4月16日

1=コットン、2=革、3=小麦、9=陶器、17=バラ、30=真珠、39=クレープ、41=鉄、60=ダイヤモンド………。

この数字とそれぞれの名前がさすものは? 25=銀、50=金といったら、わかりやすいはず。そう、結婚記念日の年数による、フランスでの呼び名だ。日本でも銀婚式や金婚式はおなじみだが、結婚記念日を祝う風習は、西洋から日本に伝えられた。西洋といっても、イギリスとアメリカでは呼び名が異なり、さらに現代になって呼び名が変わった年もあるそう。

こうした結婚記念日の伝統を守るため、4月12日、「芸術都市/芸術工芸と結婚記念日の協会Association des Villes d’Art/ Métier d’Art  et Anniversaire de Noces」が設立された。つまり、結婚記念日の呼び名として登場する金や銀といった工芸を伝統とする町が、市町村の垣根を越えて集まったのだ。 

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前列は左から、サンタマン・モントロン市長、バカラ市長、ヴィルデュ・レ・ポワルの観光局代表。

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ヴィルデュ・レ・ポワル市から運ばれた鐘

創立会員は、クリスタルで知られるバカラBaccarat(15周年)、金(50周年)と銀(25周年)の町サンタマン・モントロンSaint Amand Montrond、銅(32周年)やスズ(10周年)、ブロンズ(22周年)の産地で結婚式に欠かせない鐘の鋳造技術を伝承し続けているヴィルデュ・レ・ポワルVilledieu les Poêlesの3市。陶器(20周年)で有名なリモージュLimogeや、紙(37周年)とコットン(1周年)の産地サン・ディエSaint Diéも参加予定とのこと。フランスの知られざる工芸の町を知る機会にもなりそう。 alliance1alliance2

協会発足にあわせて準備されたケーキは、2つの指輪が交差するデザインで、その名は、フランス語で結婚や結婚指輪を意味する“アリアンス”。日本を象徴する白と赤の2色に統一したこのケーキには、会員のみなさんから日本へのメッセージがこめられていた。“絆”という意味もあるアリアンスのケーキを囲んで、日本とフランスとの絆を、あらためて実感。

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