日本初のヴェリブ、シクロシティ富山!

Filed under: 富山県 — タグ: @ 2010年6月1日

日本初のヴェリブ、シクロシティ富山!

リヨン市に始まり、パリ市、マルセイユ市、ナント市と各地に広がったバイクシェアリング。パリ市のヴェリブは導入から3年目に入るが、郊外への拡張も着々と進行し、世界最大規模の自転車共同利用システムとなっている。

そんな話題が遠い日本にも日々を追って届いていた訳だが、今年3月に富山市に日本初のバイクシェアリング事業、シクロシティ富山が本格的に導入された。運営はパリ市同様、ジェーシードゥコー社の子会社ということで、ステーションも自転車もおなじみのスタイル。

地方都市の富山では、マイカーが一般的な自動車世界で、商業の中心が郊外大型店へ移行と、歩かない町形成に向かっている。富山駅前やショッピングアーケード街は自動車を持たない高校生や年配を占め、不景気に拍車をかけ、一般消費層の低下、と中心街が廃れているというのが、現状である。

そんな中、2006年に路面電車の新規路線、ライトレイルの導入、路線バスの改正。そして、今回のシクロシティによって、公共交通の発展による新しい町形成が試みられている。

シクロシティ富山の自転車シクロシティの利用には、事前登録が必要ということで、その場で登録できるフランスのクレジットカード決済に比べると、市民密着型のシステムとなっている。7日パスが1000円、定期パスが年間8400円、30分以上の利用追加料金が200円とパリ市の年間パスの29ユーロに比べると、価格は高めの設定だが、同市の公共交通運賃からみると妥当な設定かと言える。

現在、富山市中心部の半径1キロメートル内に設置された15箇所のステーションには自転車150台とまだわずか。通勤・通学というより、勤務中の近所への移動レベルに留まる距離しかカバーしていないが、富山大学などの範囲に広がり、利用者も拡大されることを願う。

また富山の地方版ニュースでは、『本日のレンタル時に2度の不都合が…』と放映されており、すこぶる新鮮であった。パリでは、ヴェリブの盗難、破壊、システム不備が日常茶飯事なわけで、所変われば、である。

これから夏に向けて、自転車が気持ちのいい季節。脱マイカーを促す新しい町形成に向けて、シクロシティ富山の発展が期待される。

シクロシティ富山のラック シクロシティ富山のターミナル

シクロシティ富山

ステーション数:15箇所(富山県富山市中心部)
自転車台数:150台
サービス開始日:平成22年3月20日(土)
www.cyclocity.jp

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