探すコンテンポラリーアート

Filed under: アート,石川県 — タグ: @ 2005年6月15日

金沢21世紀美術館日本でこれだけ大規模な現代美術館はない、などとアート界では注目度が高い、昨年10月にオープンした『まるびぃ』こと金沢21世紀美術館。週末の美術館はこれが日本の美術館かと言うほど、老若男女でごった返していた。

前知識は堰_にとどめて出かけたのだが、企画展はコンペに選ばれてここを設計した(株)妹島和世建築事務所+(有)SANAA事務所共同体の『SANAA 展』、そして『世界の美術館:未来への架け橋展』だった。これはアートかとまでおもえる程のシャープな設計図と白い模型が並び、加えて素晴らしい展示スペースに心が弾んだ。しかし、コンテンポラリーアートはいずこに…?

レアンドロ・エルリッヒの『スイミング・プール』建築で満腹になってから、点在するコンテンポラリーアート作品を探しに出かける。中庭にそそり立つ立ち上がる庭はパトリック・ブランの『緑の橋』。顔を上げると屋上には金の人物像。人生の大半を牢獄で過ごした小鳥博士が、これからどうするかと質問されると、「雲でも測って過ごすさ」と答えたという実話に基づいた彫刻作品、ヤン・ファーブル『雲を測る男』。薄暗い部屋にはいると傾斜のある壁に黒い穴、いや黒で描かれた楕円形…!?「無」を追求するアニッシュ・カプーアの『世界の起源』。
空の光の美しさを最大限引き出すために美術館に組み込まれているジェームス・タレルの『ブルー・プラネット・スカイ』。
そして、これからの季節、水着を着ないで涼を得れるレアンドロ・エルリッヒの『スイミング・プール』などなど美術館を探検しながら美術館に組み込まれた常設作品を堪煤_できる。

その他、滞在制作型のプロジェクト工房、レンタルペースの市民ギャラリーや茶室なども備え、市民参加型の素晴らしい施設だ。
ちなみにちまたの堰_はオープン時の開館記念展『21世紀の出会い−共鳴、ここ・から』の話が多いので、現代美術館だ、常設展でコンテンポラリーアート群が見られる、などと企画展スケジュールをチェックせずに出かけると、常設作品の少なさにがっかりするかもしれない。

金沢21世紀美術館

http://www.kanazawa21.jp/

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